近年、核家族化が進み、一人暮らしの高齢者数は増加の一途をたどっています。その数は全国で約700万人にものぼり、その内3割は身元保証人がいないために、病院側から受け入れを拒否されて満足に医療サービスが受けられないケースや、介護が必要になっても老人ホーム側から入居を拒否されるケースが多発しています。
また、家庭の事情によって親兄弟の面倒をみることができないといったケースや、親族が遠く離れて暮らしているためにサポートできないというケースも増えていて、行政や制度を頼るだけでは安心しにくい現状となっています。
地域包括ケアが推進される中においてのこうした背景を受けて私どもりんどうの会では、公的な制度ではカバーしきれない身元保証事業の必要性を強く感じ、身元保証人のいない高齢者の方や障がい者の方を救うべく、広島県の福山エリアに特化して身元保証事業を展開しております。病院や介護施設、ケアマネジャーさん、ソーシャルワーカーさん、行政との連携を積極的に図りながら、ご契約様の家族の代わりとなって、一生涯安心して生活ができるようサポートいたします。
ご契約者様の不安やお悩みに寄り添って、日頃の生活サポートから緊急時の駆けつけまで行い、家族さながらに日々の生活を見守ります。そして万が一のときには、看取りから葬儀・納骨、遺品整理、事務手続きに加え、ご逝去後の片付けや手続きにいたるまで一任させていただきます。ご契約者様への支援を通じて、より豊かな社会の実現に貢献できますよう強く願っています。　「りんどうの会で支援を受けて本当に良かった…」と一人でも多くの方に思っていただけるよう、誠心誠意、取り組んでまいります。

一般社団法人 りんどうの会
理事長 宮長 昌子